私のMR2はエンジンもタービンもノーマルの、いわゆるブーストアップ仕様です。
ブーストアップについては、ブースト圧を頻繁にいじる必要性を感じなかったので、某ショップでブーストコントラーを使わないでブーストアップさせる方法(たぶんオリフィスをイジっていると思う)により、最大ブースト圧はノーマルの0.65kg/㎠に対して0.85kg/㎠まで掛けています。

それほどブーストはかかっていませんが、絶対的なパワーが欲しいわけでなく、フィーリングのいいエンジンにしたかったので、ブースト圧はこの程度で十分だと思ってます。
ブーストアップ後は、ノーマルの状態と比べて明らかにブーストの立ち上がりが早くなり、6,000rpmまで回してもパワーがついてくるようになりました。

しばらくこの仕様で走っていたのですが、やっぱりキッチリとした燃調が必要だと思い、ブーストアップはこのままで燃料補正をHKSのF-CONで現車セッティングすることに。HKS TOKYOでのセッティング費用は当時で4万円だったと思います。
ブーストアップ+F-CONでの制御によるパワー測定の結果、最大馬力は211ps/5700rpm。最大トルクは31.3kg-m/3600rpm。ほぼカタログデータと同じ出力でした。
ノーマルの実測値は190-200ps程度とされているので、こんなものでしょう。

ただし、F-CONを入れたら燃料を薄くセッティングできて燃費が良くなるかと思ったのですが、なぜか燃費は1km/L悪くなっちゃいました。燃料の安全マージンを多くとったセッティングなのでしょうかねぇ。。。

HKS F-CON
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HKSのFCDでブーストアップによる燃料カットを解除
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ブースト圧はサージタンクとフューエルレギュレーターの間で取ります
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ブーストアップ+F-CON制御によるパワー測定の結果
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