先日、テレビ東京系のTV番組「ソロモン流」を観て、初めてアレックス・カー氏を知りました。
この方、東洋文化研究家という肩書きで、日本美の景色に惚れ込んで、30年前に徳島県三好市の祖谷(いや)の茅葺民家を購入して修復された方です。

私もRX3に乗ってから日本の里山に魅了されていて、番組中にみた彼の日本美に対する考え方に興味があったので、彼の著書である「美しき日本の残像」を購入して読んでみることにしました。この本が発行されたのは1993年。20年も前に書かれた本なのですが、かなり引き込まれます。
読書感想文が苦手だったので感想についてはコメントしませんが、読み始めてすぐ思ったのは、すごく読み易い文章で言葉の表現が多彩。彼が日本語で執筆したというから驚きです。

それから20年。もう60年代や70年代の日本の風景を観ることはできませんが、今も残っている小さな日本の風景を追いかけて、自分の目で観てみたいという思いが強くなりました。
この本で彼もいっていますが、日本人は日本の見方を忘れてしまったのかもしれませんね。

本を紹介していて内容に触れないって無責任でしょうか。。。

『美しき日本の残像』 アレックス・カー著
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