近所のPCデポで、Apple Cinema Display 20インチ M8893J/Aがジャンク品として売っていました。 このCinema Displayは今から10年前に販売されていたAppleの液晶モニタで、私も今でも愛用している高品質な色再現性をもつ液晶モニタです。
ポリカーボネイトのボディやケーブルには黄ばみもなく、画面も含めてほぼ無傷で大事に使用されていたと思われる良品だったので、今のモニタが壊れた時の代替え用として購入(確保)しました。
接続はApple独自のADC端子のため、DVI-ADCアダプタキットが無ければ接続することができないので、こんなモニタを今さら買うのは相当な物好きだけでしょうね。←私です

今では液晶モニタなんて安いので、壊れたら新品を買えばいいんじゃないかと言われそうですが、20インチの手頃なサイズで高品質な国産のIPSパネルって、今では壊滅状態ですからねぇ。
スペックだけを見れば、最近のモニタのほうが全てにおいて性能は高いのですが、モニタで重要なのは色再現性の良さと目が疲れないこと。IPSパネルといっても性能はピンキリだし、バックライトはLEDになってしまい、キャリブレーションをとっても白の発色が好みじゃないんです。 PCモニタはTVと違って白い画面を見続けることが多いので、やっぱり冷陰極管(CCFL)のバックライトのほうが、しっとりとした自然な白さで好きなんですよね。
この液晶パネルはID Tech製のDD-IPSで、静止画モニタとしては、今時のモニタと比べても高品質な色再現性をもつモニタだと思います。

ちゃんと映るか接続して確認してみましたが、劣化による輝度ムラもドット抜けもなく綺麗な発色で問題なし。しかし、今見てもCinema Displayポリカのデザインはカッコいいですよねぇ。

Apple Cinema Display 20インチ M8893J/A
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背面のデザインも(・∀・)カコイイ!!
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