Mac mini Late 2012には2基のメモリスロットが装備されていて、2GB×2枚の4GBのメモリが標準搭載されています。
しかし最近のOSはメモリ喰いで、今まで使っていたMac mini Eariy 2009のメモリも最大の4GB(非公式で最大8GB)を搭載していたのですが、負荷のかかるアプリを使っていると、メモリ不足によるレインボーカーソルが出ていたので、4GBだと必要最低限のメモリ容量なんですよね。
しかもCPUと統合型GPUのIntel HD Graphics 4000は、システムメモリの一部をGPUメモリとして使用するタイプで、4GB構成だと512 MBのシステムメモリが確保されてしまいます。
なのでメモリの増設です。メモリの規格はPC3-12800 DDR3 204Pin SO-DIMM。
増設するメモリ容量は4GB×2枚の8GBとか中途半端な考えはなく、後で後悔するのがイヤなので、男らしく搭載できる最大メモリの8GB×2枚の16GBにしちゃいます。(`・ω・´)ノキッパリ!!
購入したメモリはSilicon Power(リシコンパワー)の204Pin SO-DIMM DDR3-1600(PC3-12800) 8GB×2枚組。AmazonのレヴューでMac mini Late 2012で動作することを確認してから購入しました。アベノミクス前の円高時には16GBのメモリが7,000円ほどで買えたようですが、今では倍の値段もするんですね。
Mac mini Late 2012はMac mini Eariy 2009と違って、自分でメモリ交換が許されている機種なのでメモリ交換は簡単です。
裏蓋を回転させて取り外すと、右側にメモリスロットがあります。メモリの左右の留め金を外側に開くとメモリが持ち上がるので、あとはメモリの両端を持って手前に抜き取ります。1枚目を抜き取ると下に2枚目のメモリがあるので、同様に2枚目も抜き取ります。
新しいメモリは、切り欠きのある側を斜め下に向けて、慎重にスロットに押し込みます。しっかりと差し込んだら、持ち上がっている側を下に押し込むと左右の金具がカチッとはまりますので、同様に上側もメモリを取り付けます。
電源を入れて「このMacについて」で確認してみると、ちゃんと16GBを認識しています。
メモリ増設の効果は、多くのアプリを立ち上げて作業をするとか、Photoshopで重いデータを扱ったりしないと、感じることはできないのですが、最大メモリを搭載しているっていう安心感が精神衛生上スッキリするんですよねぇ。
ちなみにメモリを16GBにすると、Intel HD Graphics 4000には768 MBのシステムメモリが確保されるようです。
Silicon Power 204Pin SO-DIMM DDR3-1600(PC3-12800) 8GB×2枚組