先日は梅雨の間の貴重な晴れだったので、東秩父まで遠征してきました。
なぜ東秩父なのかといいますと、秩父は好きな場所で龍勢会館、奥秩父と長瀞方面は走っているのですが、東秩父は走っていないのです。地図を見るとちょうど高原に牧場があるので、ここまで登ってソフトクリームでも食べて、あとは下ってくるだけという単純な発想なんですが。。。
スタート地点は、おなじみの道の駅おがわまち。
ここから、いつもの裏道を走って県道273号から県道11号に入ります。県道11号は川沿いの道で、山の景色を見ながら走るのは気持いいですねぇ。ローディーの方も多く走っているので人気のある道のようです。しばらく景色を堪能しながら落合橋の交差点を左折すると、前方の山頂に何やら高原の草原のようなものが見えたりします。。。
今回は高原にある、彩の国ふれあい牧場へ登るコースを選んだのですが、やっぱり見上げると結構高いよなぁ。坂道と牧場の臭いが嫌いなのに、何を好んでこのコースを選んだのか後悔しても仕方ありませんけど。
県道361号に入ると、いきなり激坂。軽く10%越えてます。最初からコレかいなっ。ここから彩の国ふれあい牧場までは5km程度なのですが、この道は最大15%、平均9%の登りだとか。。。
途中、何度も何度も休みながら進むのですが、標高が高いせいか休んでいる間は風が涼しくて気持いいですね。景色のいい場所もあるので、折れた心をどうにか繋いで登り続けることができます。視界が広がると彩の国ふれあい牧場に到着。
手前の道からポピー畑方面に入ると景色のいい場所があるので、一旦寄り道してから彩の国ふれあい牧場に。空が近くて気持ちいいですねぇ。羊や牛には近寄らずに(臭いが嫌いだから)、ソクトクリームを食べながら高原の景色を眺めます。
彩の国ふれあい牧場から先の道は森林の中を走る狭い道で、二本木峠を越えて釜伏峠へ向かいます。
途中、二本木峠と釜伏峠の中間にある分岐で地図を確認していたら、ローディーの方に話しかけられ、この近くに日本名水百選の日本水(やまとみず)があるので、一緒に行きませんかとナンパ?されてしまいました。
この方、ここまで練馬区の光が丘から来られた方で、今回のコースでは彩の国ふれあい牧場以外に特に目的もなく、せっかくのお誘いだったので、一緒に日本水を飲みに行くことに。
その先はどこの道に繋がっているのか分かりませんが、こんな想定外のことがあるのも楽しいものです。変な場所に出たら戻ればいいんですから。と笑っていましたが、私の貧脚でこの下りを戻って登るのはチョット。。。
釜伏峠を越えると長瀞の街が見下ろせる絶景があるのですが、一緒に走っていたので止まって写真を撮ることはできませんでした。釜伏峠を越えて豪快に下ると、道の途中に日本水の水飲場が見えてきました。
もっと湧き水チックな場所をイメージをしていたのですが、普通に蛇口をひねると名水がジャーっと出るんですね。大勢の方が水を汲んでいて、日本水はクセもなくとても美味しい水です。そういえば名前も聞かなかったのですが、ローディーの方ありがとうございました。話しも面白くて楽しいひと時でした。←下りだったし
ローディーの方とは、この先の風布で分かれて、とりあえず自分が何処にいるのか確認です。
当初の予定では釜伏峠から寄居へ下りる予定だったのですが、先に進めば国道140号に出るので、予定していたコースからは思ったより離れていなくて一安心。今まで爽快だったのですが、やはり下界に下りると急に気温が高くなってムシムシ感じますね。
あとは平地を走って戻るだけなので、このあたりでお昼にします。
立ち寄ったのは皆野寄居有料道路入口近くの「秩父路」。注文したのは鴨汁うどん。喉越しのよいツルッとしたうどんとサッパリ目の鴨汁が美味いですね。
ここから皆野寄居有料道路の下を越えて、八高線沿いの道を走るのですが、この道は田舎道好きには最高にたまらない道ですねぇ。竹沢駅の手前までは、ホントのどかで気分のよい道が続きます。
最後は小川駅近くにある和菓子屋の小松屋本店に立ち寄ります。今年の桜ポタで見かけて気になっていたので、お土産に和菓子を買って帰ります。ここから道の駅おがわまちまでは目と鼻の先。今回も無事帰還です。
今回は梅雨の間の晴れで、一足早く夏ポタを楽しんできました。
彩の国ふれあい牧場への登りは思った以上に激坂で、心が何度も折れましたが、途中に出会ったローディーの方に日本水まで案内していただいたりして、とても楽しいポタになりました。
寄居から八高線沿いの道も素晴らしくて、激坂さえどうにかなれば超お勧めのコースです。
本日の走行距離は49km。
本日のコース
より大きな地図で 東秩父を巡って日本水を飲むポタ を表示