今のMR2のエアフィルターは、剥き出し型のBLITZのSUS POWER AIR CLEANERに交換しています。
ステンメッシュ構造で見た目もカッコよく、アクセルを開けると「シューッ」っと空気を一杯吸ってます的な音がヤル気にさせるのですが、最近チョット音が気になるようになってきました。
最近は単なるRX3のトランスポーター化してしまい、遠征で高速道路を走ることが多くなったせいで、ハーフスロットル状態での「シューッ」って音が耳障りに感じるんですよねぇ。歳なんでしょうか。。。
ステンメッシュの吸入効率は確かに高いと思うのですが、純正と比べて集塵効果がかなり劣っていてます。また、走行距離も10万kmほどになったことから、今さらですがエンジンへのダメージも考えて、純正のエアクリBOXに戻すことにしました。
まぁ、ささやかな抵抗?として、スポーツタイプのフィルターに変更しておけば、静かでエンジンへのダメージも最小限にできるのではないかと。純正のエアクリBOXは吸入温度的にも有利ですしね。
で、選んだ純正交換タイプのエアクリーナは、BLITZのSUS POWER AIR FILTER LM。
ステンレスで補強した乾式特殊2層構造の繊維フィルターです。説明書きを見ると半永久的ではないようですが、特に交換推奨時期については記載されていませんね。メンテナンスはエアガンで付着したゴミを吹き飛ばして、汚れが酷くなったら交換とありますので、定期的に掃除すれば結構長く使えるようです。
BLITZのSUS POWER AIR FILTER LM ST-31B/59500
純正エアクリBOXへ戻す作業行程って、あまり役に立たないと思いますが、一応、剥き出し型のSUS POWER AIR CLEANERから純正エアクリBOXへの交換手順を示しておきます。
作業前に純正のエアクリBOXを引っ張り出してきて、とりあえず綺麗に洗います。15年振りぐらいでしょうかねぇ。。。MR2のエンジンルーム内の作業については、少しでも走った後だと火傷するので、作業はエンジンが完全に冷えている状態で行います。
また、MR2のエアクリ付近は狭いので、作業がし易いようにエンジンフード横のサイドパネルを外します。
では、SUS POWER AIR CLEANERとエアフロメーターを取り外す作業です。
最初にエアフロセンサーのコネクタを左右にあるピンを開いて外します。続いて、エアフロメーターをボディ側に固定しているボルトを外してから、SUS POWER AIR CLEANERを固定しているバンドを緩めて、SUS POWER AIR CLEANER本体を取り外します。
そして、エアフロメーターとダクトを固定しているホースバンドを緩めてから、エアフロメーターをねじるようにして取り外します。
SUS POWER AIR CLEANERを固定しているバンドを緩めます
SUS POWER AIR CLEANER本体を取り外します
エアフロメーターとダクトを固定しているホースバンドを緩めます
今度は取り外したエアフロメーターからSUS POWER AIR CLEANERのアタッチメントを取り外し、エアフロメーターを純正エアクリBOXに取り付けます。ゴムパッキンはまだ使えそうだったので、そのまま挟んで取り付けました。
続いて純正エクリBOXのアンダーパーツをレゾネーターのダクトと合わせてから、3本のネジでボディ側に固定します。あとはBLITZ SUS POWER AIR FILTER LMを配置して、純正エアクリBOXのアッパーパーツに取り付けたエアフロメーターとパイプを固定します。最後にエアフロセンサーのコネクタを戻して作業は完了です。
エアフロメーターからSUS POWER AIR CLEANERのアタッチメントを取り外します
BLITZ SUS POWER AIR FILTER LMを配置
で、純正エアクリBOXとSUS POWER AIR FILTER LMの組み合わせはといいますと。
あたりまえですが高速道路の巡航中でも「シューッ」という吸気音はしなくなり、アクセルをグイッと踏み込んでも「ブシューッ」っと聞こえてこないので、やっぱり静かでいいですね。
特にエンジンレスポンスが落ちた感じもありませんし、今さらですがチョット大人のMR2になりました。いや、単に普通になっただけか。。。