三連休の二日目も長野県は晴天が期待できそうだったので、連休の初日に引き続いて遠征を連投することにしました。
今回向かうのは小諸市にある菱野の棚田。
実は菱野の棚田を目的地にするにあたり、どこからスタートするのが良いのか結構悩みました。軽井沢からの往復も考えたのですが、結構距離があるんですよねぇ。なので、小諸市内からスタートして、一旦軽井沢方面へ向かってから1000m林道を走って菱野へアプローチすることにしました。

スタート地点は「小諸城址 懐古園」。
懐古園にも興味があるのですが、朝から公園を散策して時間が足りなくなるとイヤなので、帰りに時間があったら寄ることにして出発。代わりに、近くの旧小諸本陣と小諸城 大手門に寄り道します。
旧小諸本陣(問屋場)は江戸後期に本陣兼問屋場として使用されていた旧上田家住宅で、桟瓦葺(さんがわらぶき)の二階建の建物です。加賀百万石の大名行列も利用した問屋場で、なるほど立派で風格のある建物ですね。
続いて近くにある小諸城 大手門。ちょうど駅を挟んで小諸城址 懐古園の反対側にあります。小諸城の正門なのですが、この大手門だけがポツンと残っているのは少し寂しいものです。

とりあえず観光スポットを巡って、小諸駅から軽井沢方面に向かって走ります。一応コースとしては浅間山を見ながら八満地区と乗瀬地区の野菜畑と田んぼの中を走るイメージだったのですが、浅間山は雲がかかってまったく見えません。。。
野菜畑と田んぼの景色も勝ってにイメージしていた景色と違って、道路脇には住宅が多くて広々とした畑と田んぼの中を走る道ではありませんでした。まぁ途中で畑や田んぼが広がっている場所もあるんですが、チョットもの足りませんね。

小諸城址 懐古園
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旧小諸本陣(問屋場)は国指定の重要文化財
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小諸城 大手門も国指定の重要文化財
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市内の案内標識
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小諸市内を抜けます
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浅間山は雲の中
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軽井沢方面に向かいます
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乗瀬地区を越えてから浅間山に向かって北上するのですが、一直線に伸びる道は登り坂。。。
正面には浅間山の裾野が見えて、左右には田んぼが広がっているので、本当は絶景な道のはずなんですが、浅間山には雲がかかっていて残念。
一旦登り切った場所から東に走って、大浅間ゴルフクラブの横を走る予定だったのですが、目の前には傾斜の低い棚田?が広がっていたので、田んぼのド真ん中を走って北上することにします。もちろん登り坂。少し登った場所から振り返ると、北アルプスの景色が格別ですねぇ。コースを変更して大正解です。

県道80号で一休みしてから1000m林道に向かうのですが、ここの登りもキツイ。なんだかんだいって、スタートしてからずっと登っているんですよねぇ。。。
しかし登りも1000m林道で終了。1000m林道からの景色がまたしても最高で、登ってきた甲斐がありました。ブログを書いていて気がついたのですが、1000m林道って1000m続く林道じゃなくて、標高1000mにある林道だったんですね。。。←気がつくのが遅い

浅間山に向かって一直線に伸びる登り坂。。。
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左右には田んぼが広がっています
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登りは続きます
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振り返ると北アルプス。雲かかってますが。。。
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傾斜の低い棚田のド真ん中を突き進みます
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北アルプスの絶景を望むことができます
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県道80号
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またしても一直線の登り坂
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登り切った1000m林道からの景色が最高です
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あとは1000m林道を進んで、今回の目的地である菱野へ向かいます。1000m林道はしっかり舗装された道で、景色も良いので気持いいですねぇ。平坦な道なのでなおさらです。

菱野温泉からは下りで、いよいよ棚田とご対面。視界が開けると目の前に棚田が広がっています。途中の脇道を入ると日本棚田百選の「宇坪入の棚田」に到着。奥に長い棚田で、棚田を見上げれば浅間山が見えるはずなのですが、あいにく雲がかかっています。
贅沢は言えないのですが、奥に長い棚田だと包まれる感じがないので、チョット感動が薄いですねぇ。。。
続いて、一旦下に下りてから隣にある「筒井澤の棚田」へ。山神神社の斜め奥にある棚田なのですが、入口に柵があって奥に入ることができませんでした。ここも奥に長い棚田ですね。

1000m林道
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途中に栗の地雷が
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宇坪入の棚田
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Y字路にある山神神社
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筒井澤の棚田
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反対側からみた宇坪入りの棚田
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今回の目的も達成したので、そろそろお昼の時間です。この付近にはお店がなさそうなので小諸市内まで下ってしまうことにしました。小諸市内までの下りも景色が良くって気持いいですねぇ。

お昼は「うなぎ 藤舟」に突入。何故うなぎなのかといいますと、連休前の飲み屋で、みんなで美味しい食べ物の話しをしていたのですが、何故か酔った勢いで、三連休は「トムヤンクンヌードル」と「うなぎ」と「小池屋のポテトチップス(何味だか忘れてしまった)」を食べるって宣言をしたからなのです。←アホですね
たまには贅沢するってことで特上いってみました。うーん。やっぱりうなぎは美味い!

小諸市内へ下ります
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小諸市内に到着
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うなぎ 藤舟
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うな重 特上
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すでに今回の目的は達成したのですが、以前に時間切れで行けなかった布引観音が気になっていたので、リベンジすることに。
市内を抜けて千曲川沿いを少し走ると布引観音への登り口があります。布引観音は「牛に引かれて善光寺参り」伝説発祥の地で、ここから歩いて15分なのですが、石段の一段がかなり高くて、この参道は結構険しいですね。途中には牛石や馬岩、善光寺穴、不動滝に見守り地蔵もあり、険しい道ですが結構楽しめます。
10分ほど登ると中腹には仁王門があり、この真上に布引観音を見ることができます。ホエー。本当に断崖絶壁に建てられていますねぇ。山の中で下から見上げる布引観音は圧巻です。
参道を登りきると本堂があって、ここから見る布引観音は浅間山も眺めることができて絶景ですねぇ。そして岸壁をくり抜いた洞窟を抜けると観音堂。高所恐怖症の私はあまり中にいれません。。。

布引観音を満喫して、あとはのんびりと懐古園に戻ります。

市内を抜けて千曲川まで下ります
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千曲川
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布引観音への参道
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断崖絶壁に建つ布引観音
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仁王門
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岸壁をくり抜いた洞窟を通り抜けます
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布引観音 正式名称は天台宗布引山釈尊寺
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懐古園に戻ります
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今回は菱野の棚田も良かったのですが、最後の布引観音にシビレてしまいました。一見の価値がありますので、興味のある方は是非見てほしいですね。
結局、布引観音の満足度が高くて、懐古園に興味が無くなってしまったので立ち寄りませんでした。
今回で棚田百選中の6選目をクリアです。

本日の走行距離は32km。

本日のコース

より大きな地図で 小諸市 菱野の棚田と布引観音 を表示