ESCAPE RX3の初めてのタイヤ交換です。
交換するタイヤはMICHELIN(ミシュラン)のLITHION.2(リチオン2) 700×25C。事前にネットで調べてみると、ビードが硬くてリムにはめるのが一苦労との情報。。。
どの程度硬いのかは、やってみなきゃ分かりません。とりあえずタイヤ交換の開始です。
チューブは1度大きいサイズで使用したものを、小さいサイズで使い回しするのは良くないらしいので、チューブもSCHWALBE 700×18-28c 15SVを2本新調しました。
最初はRX3から前後のタイヤを取り外します。続いてチューブのエアを抜いて、リムから中のチューブと純正タイヤのMICHELIN Dynamicを取り外して、リムをスッポンポンにします。何度もチューブ交換をしているので取り外すのは簡単です。
MICHELIN LITHION.2 700×25C with SCHWALBE 700×18-28c 15SV
ここからが本番。LITHION.2をパッケージから取り出して、タイヤを引き延ばして外形を整えます。
LITHION.2には回転方向の指示が書かれていませんが、センター部分の左右に斜線のスリットパターンがあるので、狭くなる方を進行方向に合わせます。実質的な排水性能には関係ないらしいので、見た目だけですけどね。
MICHELIN LITHION.2のロゴをバルブの位置に合わせてから、片側のビードをホイールのリムに収めていくのですが、ロゴの位置は後でズラすことはできないので、最初に位置決めをする必要があります。
続いてチューブのバルブをリムの穴に通して、少し空気を入れます。こうしたほうがリムの中にチューブに入れるのが簡単で、ビードがチューブを噛み込むのを防ぐこともできるのです。
そして丁寧にチューブを包み込みながら、逆サイドのビードをはめ込んでいきます。チューブのバルブ部分からはめ込んでいくと、ビードがリムの中央に落ちにくくはめにくくなるので、バルブ部分が最後になるように、バルブの反対側から左右均等にはめ込んでいくのが良いそうです(サイクルベースあさひのメンテナンスマニュアルより)。
最初はバブルの反対側から順調にはめ込んでいけるのですが、残り20cmからが正念場。
ネットの情報通りはめ込むのが激キツイ!冬の外で作業をしているからなおさらです。タイヤレバーを使うと中のチューブを痛めるので、親指の腹でグイグイ押しても、ビクともしません。。。
冬の寒空の下で途方に暮れ(´Д`)ハァ…しばらくこのままの状態で放置してから再び押し込んだら、意外にあっけなくはまりました。放置したことで、タイヤのビード位置がリムの中央に少し沈み込んだのではないかと。
2本目も同じだったので、気のせいじゃないと思うのですが。。。
最後はタイヤがチューブを噛み込んでいないかを一周ぐるりと確認して、バルブを押し込んでから空気を入れれば一丁上がりです。
前後2本のタイヤをLITHION.2に交換して作業は終了。
気になったのは、タイヤをグイグイ押し込んでいると、タイヤ表面をコーティングしているロウ?のようなものがボロボロ剥がれて、手がベタベタに。タイヤ表面にもザラザラ、ベタベタ付いているのですが、これは走行していると自然に無くなっちゃうらしいので放置します。見た目は汚らしいですが。。。
MICHELIN LITHION.2のロゴは大きくて(・∀・)カコイイ!! タイヤの幅だけでなく断面の高さ(車でいう扁平率?)も小さくなったので、見た目がシャープで精悍です。
LITHION.2 25Cのタイヤ断面幅を計ったらピッタリ25mm。Dynamic 28Cは30mmありました。細くなったといえば細いのですが、それほどビックリするような細さではないですね。
タイヤの変更に伴い、knog N.E.R.D 9FUNCTIONの円周データも忘れずに変更します。実測値で2,115mmでした。
LITHION.2の重量は250gなので純正のDynamicからは90qの軽量化。2本で180qの軽量化となります。これがどの程度走りに違いが出るのか楽しみです。←今回レビューしないのかよ。。。
MICHELIN LITHION.2 25Cの断面幅は25mm
MICHELIN Dynamicよ3,000km走行お疲れさん!