ブツぶつブログ!

MR2とESCAPE RX3のポタリングを中心に、ブツ欲にまみれた日々を語る。

2013年02月

疑惑のMICHELIN Dynamic前輪タイヤ

パンクの原因と疑惑がかけられた、MICHELIN Dynamicの前輪タイヤを調べてみました。
やはり大きなキズの部分は、内側まで穴が貫通していて中の繊維が少しささくれ立っていました。こんな状態では小石を踏めばパンクしそうです。また、キズ穴に細かい砂粒が入り込んでいるので、常にタイヤの内側でチューブが擦られれば、摩耗で穴が空いてもおかしくないですね。

パンクした時は、タイヤの表面に何か刺さっていないかと、内側を手で触って異物が無いかを確認する程度で、ササッとチューブを交換しちゃっていたのですが、タイヤ内側の状況も良く確認したほうが良さそうですね。
チューブ交換に慣れていい気になっていたので、タイヤの内側をあまり気にしていなかったことが、パンクの原因でもありました。深く反省。。。

疑惑のMICHELIN Dynamic前輪タイヤ
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内側まで穴が貫通していて中の繊維が少しささくれ立ってます
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埼玉県の沈下橋を巡るポタ

日曜日に、今年初めての遠征に行ってきました。
沈下橋とは名称のとおり水位が低い時には橋として使えるものの、増水時には川に沈下してしまう橋のことで、水面近くの低い位置に橋を架けることで建設費が安く抑えることができるため、地方の交通量の少ない地域の生活道路として多く作られたそうです。
また、水面下に水没した際に流木や土砂で橋が流されないように、欄干がないもの沈下橋の特徴です。
沈下橋といえば四国の四万十川が有名ですが、実は埼玉県にも結構存在していることが分かったので、川沿いを走りながら風情のある沈下橋を巡ってみることにしました。ちなみに埼玉県では冠水橋と呼ばれてるそうです。

今回のスタート地点は、カインズホーム川島店の駐車場をお借りして出発です。
ここから最初の沈下橋である八幡橋はすぐ近くなのですが、川沿いの道で難儀しました。地図にある川沿いの道は管理用道路で一般車両は通行禁止の看板が。。。うーむ。自転車は一般車両だよね。
えぇーいっと走りたいのですが、良識のある大人なので進むわけにはいきません。仕方ないので管理用道路の下にある、未舗装の道ともいえない道を突き進むことにします。トホホ。。。

途中コンクリートの壁面を越えたり、アクロバティックな移動手段により、どうにか八幡橋に到着。どう考えても、そこから自転車で来ないだろうという、不自然な場所から出現しました。
八幡橋は越辺川(おっぺがわ)に架かる木造の橋で、車が丁度通れるほどの幅しかありません。初めて見る沈下橋は、周囲の景色に溶け込んでいて風情があって良いですねぇ。季節が夏ならもっといいんだろうなと思わせます。
水面から橋面までは非常に近くて造りはシンプル。橋の上流側にある斜めの木材は流木よけで、橋の構造物ではないそうです。
渡ってみても特にギシギシすることもなく、しっかりとした橋です。車が通るんだからあたりまえか。

カインズホーム川島店
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土手の道は管理用道路で一般車両は通行止め
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これは道なのか。。。
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どうにか八幡橋に到着
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反対岸から
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続いて赤尾落合橋へ向かいます。
八幡橋を渡って、堤防下の道から畑のド真ん中を走って、越辺川と都幾川(ときがわ)の合流地点にある、越辺川側に架かる橋が赤尾落合橋です。
都幾川側にも長楽落合橋という沈下橋があったらしいのですが、壊れて撤去されたため、向こう岸まで渡ることができず、今は通行止めになっています。
こういった沈下橋は保存対象にならないんですかねぇ。いずれ、こういった風情のある橋が無くなってしまうのは、とても残念なことです。

堤防下の道を進みます
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畑のド真ん中を走ります
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またしても管理用道路 チッ!
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赤尾落合橋
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通行することはできません
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さらに畑の中を走って島田橋へ。
この島田橋は時代劇のロケによく使われる橋で、橋のたもとには、律儀に撮影に使用された作品の看板まで立ってます。見たことがあるような無いような。。。河原も広くて見晴らしもよく、電線が映りこまないから撮影向きなんですかねぇ。

またしても畑道
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島田橋
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橋の近くの堤防下には石仏がズラーっと並んでいます
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ここから先は、堤防の上を走れる坂戸市サイクリング道路となります。やっと川沿いを爽快に走るポタになりましたよ。今回最後の沈下橋である若宮橋へ向かうのですが、一旦サイクリング道路を降りて北坂戸駅までランチです。
今日のお昼は、和風ベースの肉料理「けやき」。牛肉のライスセットみそ汁付。ソースはにんにくで注文。カウンターに座ったのですが、目の前の鉄板で牛肉をジューっと焼いてカットしてくれます。おおっステーキ屋みたくてイイじゃん。
肉は軟らかくて、すごく美味しいぞぉー!にんにくソースも美味いし。他のお客さんのハンバーグをチラ見したのですが、大きくて美味そう。。。また食べに来よっと。

坂戸市サイクリング道路
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和風ベースの肉料理「けやき」
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牛肉のライスセットみそ汁付 にんにくソース
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お腹もいっぱいになったので、再び坂戸市サイクリング道路を走って、最後の若宮橋へ向かいます。
若宮橋は高麗川(こまがわ)に架かる沈下橋です。この橋をRX3で渡ったのですが、他の橋と違ってかなりガタゴト音がします。崩れはしないでしょうが、結構緊張しますね。。。
これにて今回の沈下橋を巡るポタは終了。帰りもほぼ同じ道のりで帰りました。

再び坂戸市サイクリング道路
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途中まむしにも注意です
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若宮橋
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帰りも畑のド真ん中を走って帰ります
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今回は冬場の沈下橋巡りでしたが、まだまだ埼玉県には沈下橋があるので、今度は緑の季節に再び巡ってみようと思います。
それから沈下橋は堤防の下にあって、さらに川の近くに架かる橋のため目立たないので、橋を探すのが意外に大変でしたねぇ。生活橋のためか「沈下橋こちら」みたいな観光チックな標識はありませんので、ご注意ください。

本日の走行距離は44km。

本日のコース

より大きな地図で 埼玉県の沈下橋を巡るポタ を表示

サイクルラック アタッチメント保守

MR2にESCAPE RX3を積載するための、サイクルラック アタッチメントの保守です。
RX3を固定する部分にはキズが付かないように、薄いゴムシートを貼っているのですが、1年程度でボロボロになってしまいます。今回は今年の遠征に向けてゴムシートの貼り替えをしました。

ホームセンターで100×100×1mmの天然ゴムシート(シール付き)を買ってきて、ハンドルを固定するハンドルホルダーとクランププレート部分、シートチューブを固定するフレームホルダーの前後にゴムシートをカットして貼付けるだけなんですが、非常に地味な作業のため、ついつい後回しにしていたんですよねぇ。。。
ついでにラック全部のネジを締め増しして、これでいつでも出発OKです! そういえば、フレームホルダーの純正固定ナットは回しづらいので、グリップナットに交換しています。

ハンドルを固定するハンドルホルダーとクランププレートにゴムシート
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シートチューブを固定するフレームホルダーの前後にもゴムシート
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MICHELIN LITHION.2で出動!

ESCAPE RX3のタイヤをMICHELIN LITHION.2(リチオン2) 700×25Cに交換したので、空気圧の設定をしながらレヴューなんぞを。。。
しょせん素人なので気の利いたレヴューはできませんが、思ったまま書き進むことにします。

まず空気圧の設定については、LITHION.2 700×25Cのパッケージ裏面には専用の体重と空気圧の対比表があるのですが、私の体重だと5.6 barが適正圧。前のMICHELIN Dynamicでは前5.8、後6 barにしていたので少し低くなります。
まあ、これには理由がありまして、以前より体重が落ちたのですが、空気圧はそのままで走っていたからです。今の体重でMICHELINサイトの700×28C対比表だと、適正圧は5.4 bar程度になるので、25C化で空気圧は高くなっていることになります。それでも0.2 barしか違いがないので、ほとんど差はありませんね。

空気圧はLITHION.2 700×25C専用の設定値なので、これが最適圧だと思うのですが、MICHELINサイトの700×25C対比表だと6.4 bar程度になるので、5.6から6.4 barの間で走りながら決めることにします。
チョイ乗りだと良く分からないので、真面目にそれぞれ30km程度走ってみました。

最初はLITHION.2 25C専用の設定圧である5.6 barで走ってみることに。
まず最初に感じるのは、Dynamic 28Cの5.8-6.0 barと比べて漕ぎ出しが軽い!
軽量化のせいなのか、転がり抵抗の違いなのか定かではありませんが、漕ぎ出しの違いをしっかりと感じることができます。タイヤ全体が軽くなったようで(実際軽くなっていますが)漕いだ分だけグイグイと進みますね。スピードを上げていく加速感も良く、スピードにのってから速度を維持するペダルの踏み込みも軽くなってます。
初めてRX3に乗ったときのように、ちょっとイヤッホー!って気分です。

乗り心地は今までより空気圧が低いので、まったくと言っていいほど硬さと突き上げを感じません。ひじょーに、いや、最高にしなやかで乗り心地が良い!さすが低圧のMICHELINです。
また、ロードノイズが少ないですね。これは予想外でした。擦り減ったDynamicとの比較だとフェアじゃありませんが、ゴーとかコーとかノイズが気になりません。これはタイヤが細くなったからのか、タイヤ中央部の接地面形状の違いなのかは不明ですが、とにかく静かで快適です。
車も同じなのですが、タイヤのロードノイズが少ないと運転のストレスが減りますからね。

あと、ハンドリングが軽くなりました。これはタイヤの接地面積の違いだと思うのですが、軽快なハンドリングです。かといって走っていて不安になるような感じはありません。
肝心の坂道はどうかといいますと、プラシボー効果も手伝ってか、すこーし登りやすくなったと思います。が、その前にヘタレな脚をどうにかしろと。。。

第一印象は、とにかく全てにおいて以前のDynamic 28Cよりも快適で、不満になることは一つもありませんね。交換して大満足です。(・∀・)イイ!!

続いてMICHELINサイトにある700×25C対比表の設定圧6.4 barで走行。
ムムッ硬い。。。カッチリとした感じは良いのですが、路面からのショックが結構伝わります。でも接地面積が少ないせいなのか、手に伝わる微振動は多くありませんね。乗り心地は明らかに硬いのですが、跳ねることはありませんし、しばらく走っていると慣れてしまう程度です。

走りは5.6 barよりも軽くなったような気がするのですが、違いを感じるかというと、鈍い私には感じることができませんね。転がり抵抗が少なく剛性も上がっているはずなので、トップスピードやコーナーでのグリップで違いが出るのかもしれませんが、スピードを出さないので違いが分かりません。。。
ロードノイズについては特に変化なし。いたって静かです。

ならば、日本人的に中間をとって6.0 bar。
グっとしなやかな乗り心地になるかと思ったら、意外に乗り心地は硬め。Dynamic 28Cの5.8-6.0 barと同じ程度ですかねぇ。6.4 barと比べてタイヤの剛性も低くなった感じはありませんし、加速感も鈍くなるような感じはありませんので、普通の走りでは、空気圧をあまり上げなくても不満にはならないように思います。

とりあえず、空気圧に関係なくLITHION.2の印象は(・∀・)サイコーイイ!!
とにかくタイヤの軽さが引き立ち、グイグイ進む感じが走っていて気持ちイイですね。乗り心地もDynamic 28Cとあまり変わらなく快適で、歩道の段差も普通にスピードを落として越える分には問題ないようです。←ただ気にしていないだけですが
グリップについては、まだ100km程度しか走っていないので良く分かりません。かといって下りのコーナーを突っ込むような走りをしないので、一生分からないかも。。。
パンク耐性については、これからの評価ですね。

結局、空気圧は乗り心地と後輪のパンク耐性のバランスを考えて、以前のDynamicと同じ前5.8、後6.0 barにすることにしました。前輪は6.0 barよりもしなやかになって快適です。

パッケージ裏にある対比表
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MICHELIN LITHION.2 700×25C
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プロフィール
新ロゴ180




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