昨日は、昨年に大雨で中止になってしまった館林手筒花火大会にリベンジしてきました。
花火は好きなのですが、この歳になると普通の花火では刺激が足りなくなってしまい、もっと違う花火が見たくなるものです。手筒花火はテレビでも紹介されたりしていたので、一度は観たいと思っていました。
本当は本場の愛知県豊橋市の手筒花火なんでしょうが、圏央道が繋がったとはいえ遠いので、群馬県の館林市で行われる手筒花火に向かいます。
開演時間の2時間半前に会場に到着したのですが、相変わらず写真撮影のための三脚がズラーリ!昨年より少し遅く到着したので、昨年の場所は確保できなかったのですが、今年は反対側にある館林市撮影場所の隣に陣取ることができました。
花火大会が始まる明るい時間に館林煙硝会の方々が紹介され、観覧席の近くで火薬の入っていない手筒花火を使ってデモンストレーションが行われたり、刺し子半纏を着せてくれたりして、待ち時間も楽しませる心遣いがいいですね。
ちょうど日が暮れた7時30分に花火大会がスタート。最初はスターマインが打ち上げられ、その後に手筒花火の放揚(ほうよう)開始です。豪快に花火を噴き上げる手筒を抱え、火の粉を浴びながら立ちすくむ勇敢な男たちの姿が超(・∀・)カコイイ!!
花火の噴射は15秒程度なのですが、この短い時間に凝縮した男たちの心意気とロマンを感じます。火柱は10mほど吹き上がり、火の粉の中に浮かぶシルエットが美しい。最後は「はね」と呼ばれる筒の底が破裂するのですが、この時の逆噴射と衝撃音も迫力がありますねぇ。
約72本の手筒花火が順番に放揚されるのですが、大きさは火薬の量によって5斤、3斤、1斤の三種類が使われ、色々な組み合わせで放揚されるので、しっかりと見せ場があります。最後は会場全体を囲んだ一斉放揚。最高の見せ場で幕を閉じました。
今回初めて手筒花火を観ましたが、一味違った夏の刺激を求める方には絶対にお勧めです。最近観たものの中では1番印象のある光景でしたね。
今回、C-40Zで写真撮影を試みました。シャッタースピード優先で1/60秒から2秒程度まで試しましたが、火の粉の流れは1/8秒付近が綺麗なようですね。ホワイトバランスは晴天、ISO100です。